【参加者】たろ、山本(ニックネーム募集中!)、きよみん、ずっきー、コロ
【発表者】きよみんさん
【発表テーマ】幼生における活史の特徴対して温度が与える影響 (p. 628~632)
【主な議論】
①春になると幼生の発生速度が速くなるのは、カエルでは一般的なのか?
→温度が上がると餌のがも増え、成長速度と発生速度が早くなる?
②変態のトリガーになる要因は何か?
→Wilber-Collins モデルでは、変態するのに必要な最小体サイズが存在し、それを超えると変態が始まるという。
→体サイズと関連するかはわからないが、体内のホルモン分泌量が徐々に高まり、十分に分泌されている状態でなんらかの”きっかけ”が与えられたときに変態するのではないか?
→ホルモンの量が閾値に達する、もしくは”きっかけ”が与えられるまでに、どれほどのエネルギー(餌+α)を取り込んでいたかにより、変態時の体サイズが変わる。
③春になると発生速度よりも成長速度の方が急速に上昇するのは越冬幼生だけか?
→孵化直後の幼生でも同じような現象が認められるのであれば、越冬幼生が大きくなることには関係ない話のようにも思える。
→冬を経験すると、相対的な温度差の影響を受けやすくなるというようなイメージか?
④成長速度と発生速度の違いは?
→ステージ更新を伴う = 発生速度
ステージ更新を伴わない = 成長速度
⑤高標高域の個体群(気温低、幼生期間が長く、変態サイズ大)と低標高域の個体群(気温高、幼生期間が短く、変態サイズ小)の卵の入れ替え実験の結果について
・幼生期間 = 入れ替えの効果が認められた(幼生期間が短くなった) → 環境要因の影響?
・幼生の成長速度と変態サイズ = 入れ替えの効果が認められなかった(変化無し) → 遺伝的要因の影響?
→しかし、交雑個体の幼生期間は、入れ替えの効果が認められなかった = 相加的な遺伝子の影響をうけているのではないか?
(レジュメなしではわかりにくいので、レジュメを見ながらみてください)
⑥表現型の可塑性について
→ある形質を遺伝的に獲得していると言うことは、進化の歴史の中で、過去にはその形質により適応度をあげられたということか?
2011年11月18日
【発表者】きよみんさん
【発表テーマ】幼生における活史の特徴対して温度が与える影響 (p. 628~632)
【主な議論】
①春になると幼生の発生速度が速くなるのは、カエルでは一般的なのか?
→温度が上がると餌のがも増え、成長速度と発生速度が早くなる?
②変態のトリガーになる要因は何か?
→Wilber-Collins モデルでは、変態するのに必要な最小体サイズが存在し、それを超えると変態が始まるという。
→体サイズと関連するかはわからないが、体内のホルモン分泌量が徐々に高まり、十分に分泌されている状態でなんらかの”きっかけ”が与えられたときに変態するのではないか?
→ホルモンの量が閾値に達する、もしくは”きっかけ”が与えられるまでに、どれほどのエネルギー(餌+α)を取り込んでいたかにより、変態時の体サイズが変わる。
③春になると発生速度よりも成長速度の方が急速に上昇するのは越冬幼生だけか?
→孵化直後の幼生でも同じような現象が認められるのであれば、越冬幼生が大きくなることには関係ない話のようにも思える。
→冬を経験すると、相対的な温度差の影響を受けやすくなるというようなイメージか?
④成長速度と発生速度の違いは?
→ステージ更新を伴う = 発生速度
ステージ更新を伴わない = 成長速度
⑤高標高域の個体群(気温低、幼生期間が長く、変態サイズ大)と低標高域の個体群(気温高、幼生期間が短く、変態サイズ小)の卵の入れ替え実験の結果について
・幼生期間 = 入れ替えの効果が認められた(幼生期間が短くなった) → 環境要因の影響?
・幼生の成長速度と変態サイズ = 入れ替えの効果が認められなかった(変化無し) → 遺伝的要因の影響?
→しかし、交雑個体の幼生期間は、入れ替えの効果が認められなかった = 相加的な遺伝子の影響をうけているのではないか?
(レジュメなしではわかりにくいので、レジュメを見ながらみてください)
⑥表現型の可塑性について
→ある形質を遺伝的に獲得していると言うことは、進化の歴史の中で、過去にはその形質により適応度をあげられたということか?
2011年11月18日
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